
学校説明会ではどんなことを見てくればいいの?

学校の雰囲気とわが子との相性を見極めましょう。
中学受験を考えているご家庭にとって、学校説明会は志望校選びの大切な機会です。でも、「何を見たらいいのか」が分からない保護者の方も多いもの。
そこで今回は、1,000人以上の受験・受検生に作文の指導を行ってきた、現役塾講師の「おにあ」が、学校説明会で見るべきポイントについて徹底解説していきます。
ポイント① 学校全体の雰囲気

学校説明会では、校舎や図書館、体育館、食堂などの施設を見学する機会があります。新しくきれいな校舎や充実した設備を見ると、「こんな環境で6年間過ごせたらいいな」と感じるものです。しかし、施設以上に見ておきたいのが、先生や生徒の様子など、学校全体の雰囲気です。
校長先生や先生方
学校説明会では、校長先生から教育方針についての説明があります。
ここでは、単に「どんな教育をしているか」を聞くだけではなく、学校が生徒に何を大切にしているのかに注目してみましょう。
例えば、大学進学実績を重視しているのか、探究学習や自主性を大切にしているのか、部活動や学校行事にも力を入れているのか。
同じ中高一貫校でも、学校によって大切にしていることは大きく異なります。
「この学校は何を大切にしているのだろう?」という視点で話を聞くと、わが子との相性を考えやすくなります。
また、先生の話し方や生徒への言葉の選び方から、学校が生徒をどのように捉えているのかが感じられることもあります。
先生と生徒の距離感
学校説明会では、先生と生徒がどのくらいの距離感で接しているかも確認してみましょう。
先生が生徒に気軽に声をかけているのか、生徒が先生に自然に話しかけているのか。反対に、先生と生徒の間に少し距離があるように感じる学校もあります。
これは、どちらが良いということではありません。
大切なのは、その距離感がわが子に合っているかどうかです。
先生に何でも相談したいタイプのお子さまなら、気軽に質問や相談ができる雰囲気の学校が合うかもしれません。
一方で、ある程度自分で考えて行動したいお子さまなら、必要以上に干渉されない環境のほうが過ごしやすい場合もあります。
わが子を当てはめながら見るようにしてみましょう。
案内役の生徒
学校説明会では、生徒が案内役として登場することがあります。
学校について説明したり、校内を案内したりする生徒の姿は、学校生活を知るうえで貴重な情報です。
ここで見たいのは、単に「しっかりしているか」だけではありません。
生徒同士がどのように話しているか、先生と接するときにどんな表情をしているか、質問されたときにどんな反応をするかなど、できるだけ自然な様子を観察してみてください。
日常生活が想像できる場所
学校説明会では、当然ながら学校の魅力が伝わるように準備されています。そのため、説明会のプログラムだけを見ていると、学校の一部分しか分からないことがあります。
しかし、学校の雰囲気は、主役以外のところに出ます。そこで意識したいのが、説明会の主役以外のところを見ることです。
例えば、受付にいる先生の対応、廊下ですれ違う生徒の様子、先生同士のやり取り、掲示物の内容などにも学校らしさが表れることがあります。
掲示板に生徒の作品が多く貼られている、部活動の活動報告が紹介されているなど、校内の掲示から学校がどのような活動を大切にしているのかが見えてくる場合もあります。
先生や生徒の何気ない表情や行動も含めて観察すると、「なんとなく感じる学校の雰囲気」が少しずつ見えてきます。
「わが子が過ごす姿」を想像してみる

学校説明会では、「もしわが子がこの学校に入学したら、どんな6年間を過ごすだろう?」ということを念頭に置いてください。
中高一貫校の場合、6年間を同じ学校で過ごすことになります。
だからこそ、実際の学校生活をイメージすることも忘れないようにしましょう。
まとめ
受験する中学を選ぶ際には、偏差値や知名度、設備や施設などの条件を重視してしまうかもしれません。しかし、受験する中学選びで大切なのは、「評判のいい学校」ではなく「わが子に合う学校かどうか」を見極めることです。パンフレットやホームページだけでは分からない部分こそ、実際に学校へ足を運んだからこそ見えてくるポイントなのです。





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