
夏休みってどういう風に過ごせばいいの?

親の接し方で成績がグンと伸びますよ。
私も長年、中学受験生を指導してきましたが、夏休みに成績を大きく伸ばす子には共通点があります。それは、勉強時間だけではありません。保護者の関わり方が大きく影響しているのです。
そこで今回は、1,000人以上の受験・受検生に指導を行ってきた、現役塾講師の「おにあ」が、夏休みに成績を伸ばす家庭での接し方について徹底解説していきます。
夏休みは「子ども」よりも「親」が焦りやすい時期

「夏休みが勝負」と言われる中学受験。しかし、受験生であるお子さんよりも保護者の方がプレッシャーを感じているのかもしれません。
毎日見えるからこそ不安になる
学校がある時期は、子どもの勉強を細かく見る機会は意外と少ないものです。
しかし夏休みは、一日中家にいるため、「今日は勉強していない」「休憩ばかりしている」という悪い面が目についてしまいます。
他の受験生と比較してしまう
SNSや塾のママ友からの話を聞くと、「○時間勉強した」「毎日過去問を解いている」といった情報が入ってきます。
その結果、他の受験生と比べてしまい、「うちの子だけ遅れているのでは」と焦りが生まれます。
親が焦ってはいけない
夏休みに入ると普段以上に勉強量や進み具合が気になり、親の不安や焦りが強くなります。
しかし、その焦りをそのまま子どもにぶつけてしまうと、家庭の雰囲気が悪くなり、かえって学習効率を下げてしまうことがあります。

夏休みに親がやってはいけない3つのこと
成績を伸ばしたいという思いから、良かれと思ってしていることが逆効果になるケースも少なくありません。夏休みだからこそ、避けたい関わり方があります。
「勉強しなさい」を繰り返す
一日に何度も「勉強したの?」「まだ始めないの?」と言われれば、子どもは勉強そのものが嫌になります。
親子で一緒に計画表をつくっておき、時間を過ぎても行動しない場合だけ声掛けをするようにしましょう。
今日の勉強量だけで判断する
暑い夏の日、大人でもやる気にムラが出る日があります。お子さんならば尚更ムラが出ます。
一日だけを見れば少なく感じても、一週間、一か月で見ると計画通り進んでいることもあります。短期ではなく長期で判断することが大切です。
成績ばかり話題にする
成績は上がったり下がったりをしながら、結果的に右上がりになっていれば結果オーライです。
「偏差値」「順位」「点数」だけを話題にすると、子どもは結果ばかりを気にするようになります。努力や成長にも目を向けましょう。
成績が伸びる家庭は親の声かけが違う

実際に難関校へ合格したご家庭を見ていると、保護者の声かけには共通点があります。
結果より努力を認める
受験が迫っていると、努力よりも結果を求めがちです。しかし、努力を認められることで、子どもは次も頑張ろうと思えます。
「今日は集中できていたね。」
「昨日より早く始められたね。」
具体的に褒めてあげると、「自分を見てくれているのだ」という安心感も得られます。
話を聞く時間を作る
夏休みはお子さんと一緒にいる時間が長くなります。しかし、意識しないとじっくり話を聞く時間は取れないものです。
「今日で何の教科を勉強したの?」
「今日どんな問題を解いたの?」
「今日どうだった?」のような内容でなく、子どもが自然と学習内容を振り返れる声掛けがおすすめです。
完璧を求めない
夏休みに出来具合を完璧にしたいと思ってしまいがちです。しかし、夏休み明けすぐに入試があるわけではありません。
夏休みは長いようで短い期間です。毎日100点の過ごし方を求めるより、70~80点を積み重ねる方が結果につながります。
夏休みに不安になったら一人で抱え込まないこと

保護者の方が中学受験に対して不安になるのは当然です。しかし、悩みを一人で抱え込んでいると、その不安感は受験生であるお子さんに伝わってしまいます。
塾や家庭教師に相談すると視界が開ける
塾講師や家庭教師は、多くの受験生を見てきています。
「今の勉強法で大丈夫です。」
「今の成績で問題ありません。」
いつもお子さんを見てくれている受験のプロからの言葉は、大きな安心を与えてくれるものです。
セカンドオピニオンは受験でも有効
病院でセカンドオピニオンを受けるように、受験でも別の先生の意見を聞くことは決して珍しいことではありません。
受験のセカンドオピニオンは、塾や家庭教師のアドバイスに確証を持つため、納得できないアドバイスを確認するため。そんな用途に活かすことができます。
無料体験を上手に活用する
セカンドオピニオンを受けたいと思っても、他の塾や家庭教師にアドバイスは求めにくいものです。
そんなときには、オンライン塾やオンライン家庭教師の無料体験を試してみましょう。
「今の勉強法で大丈夫か」
「夏休みの過ごし方は合っているか」
こんな相談をできるだけでも、大きな安心につながるでしょう。

まとめ
中学受験の夏休みは、お子さんだけでなく保護者にとっても精神的に負担の大きい時期です。「もっと勉強してほしい」「このままで間に合うのか」という気持ちは、どのご家庭にもあります。
夏休みは、お子さんの成績を伸ばすチャンスであると同時に、保護者が「一人で頑張りすぎない」ことも大切なポイントです。悩んだときは、遠慮なく受験のプロを頼ってみてください。それが、お子さんにとって最善のサポートにつながることも少なくありませんよ。





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