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公立中高一貫校の適性検査対策はいつから?学年別「何をやればいいか」を中学受験のプロが解説

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悩む母
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適性検査対策はいつから始めればいいの?

おにあ
おにあ

適性検査の対策には順番が重要です。

公立中高一貫校の受検対策で必要なことは、早くから難しい適性検査問題を解き始めることではありません。

そこで今回は、1,000人以上の受験・受検生を指導してきた現役塾講師の「おにあ」が、公立中高一貫校の適性検査対策について、「いつから」「何を」勉強すればよいのかを学年別に解説します。

公立中高一貫校の適性検査対策は早く始めればいいわけではない

結論から言えば、適性検査対策は早ければ早いほどよいわけではありません

適性検査を解くためには、文章や資料を正確に読み取る力、複数の条件を整理する力、計算を正確に行う力、そして自分の考えを相手に伝わるように書く力など、さまざまな力が必要になります。

適性検査対策には土台となる学力が必要なので、低学年のうちから難しい適性検査問題を解かせても無駄になることが多いです。

まずは小学校の学習内容をしっかり理解し、その上に適性検査特有の思考力や表現力を積み上げていく。この順番を意識することが、遠回りに見えて実は合格への近道になります。

公立中高一貫校の受検に必要な対策とは

公立中高一貫校の受検に必要な対策を、学年ごとに解説していきます。

【小4】まずは国語と算数の基礎を徹底的に固める

小4では、「適性検査対策を始めなければ」と焦るよりも、学校の勉強を確実に理解することを優先してください。

国語と算数の基礎学力を固めることが重要です。

国語では、文章を何となく読むのではなく、「何が書かれているのか」「筆者は何を伝えたいのか」を正確に読み取る力を身につけます。

適性検査では、長い文章や複数の資料が出題されることもあります。文章を読む力が不足していると、その後の思考力問題にも対応できません。

算数では、計算力と基本的な考え方を身につけることが重要です。

この時点で特別に難しい問題を解く必要はありません。基本的な計算を正確にできること、問題文を読んで何を解答することが求められているのかを理解できることは欠かせません。

この時期に作った学力の土台が、小5以降の適性検査対策を大きく左右します。

【小5】適性検査の問題に慣れ始める時期

小5からは、徐々に適性検査形式の問題に触れ始めましょう

ただし、いきなり志望校の過去問を時間制限付きで解く必要はありません。小5で適性検査を解く目的は、「志望校の適性検査にはどのような問題が出るのか」を知ることです。

適性検査には、複数の資料やグラフを読み取る問題、条件を整理して答えを導く問題、実験結果から考察する問題などが出題されます。

自分が対策する問題がどのような傾向であるかを知ることで、効率よく対策を進めていくことができます。

また、小5からは作文や記述問題にも少しずつ取り組みたいものです。

短い文章でも構いません。「自分の考えを書く」「理由を添える」という練習を始めることで、小6になってからの作文対策が楽になります。

【小6前半】志望校の過去問を使って本格的な対策を始める

小6になったら、いよいよ志望校を意識した適性検査対策に入ります。

ここで重要になるのが過去問です。ただし、まだ時間を測って本番と同じように解く必要はありません。

まずは時間を気にせず、じっくり問題に向き合いましょう

そして、間違えた問題については、「答えを知らなかった」のか、「問題の意味を読み取れなかった」のか、「考え方は分かっていたが時間が足りなかった」のかを分析します。

志望校合格までに何が足りないのかを理解できれば、次に何を勉強すればよいのかが理解できるでしょう。

【小6後半】過去問演習と弱点補強を繰り返す

小6後半になったら、過去問演習を本格化させます。

過去問の演習量は10年とも20年とも言われています。しかし、ただ多くの年度の問題を解くだけでは合格に近づくことはできません。

「過去問を解く→間違いを分析する→弱点を補強する→もう一度解く」のサイクルを繰り返してください。

また、本番が近づいてきたら、時間配分の練習も必要です。

適性検査は、一つの問題をじっくり考えすぎると、最後まで解き切れないことがあります。小学校のテストと違って、満点を取る必要はありません。

過去問を本番と同じ時間で解くことで、「どの問題に時間を使うのか」「難しい問題はいったん飛ばす」といった合格点を取るための戦略も身につけていきます。

適性検査攻略で最も大切なのは「学年に合わない勉強をしないこと」

公立中高一貫校を目指し始めると、「過去問を解かせないと!」「もっと難しい問題をやらせなければ」と保護者の方は焦ってしまいがちです。

しかし、適性検査対策で大切なのは、周囲と同じことをすることではありません。お子さんの現在の学力に合わせて学習を進めることが重要です。

基礎が不足しているのに難問ばかり解いても、思うような効果は得られません。

反対に、基礎が十分に身についている子なら、早めに適性検査形式の問題へ進むこともできます。

「何年生だからこの問題をやる」と決めつけるのではなく、今のお子さんに何が足りないのかを見極めることが、適性検査攻略の最大のポイントです。

まとめ

公立中高一貫校の適性検査対策は、早く始めればよいわけではありません。焦って難しい問題ばかりに取り組むのではなく、「今、何を身につけるべきなのか」を考えながら学習を進めることが必要です。学年と現在の学力に合わせて、一つずつ力を積み上げていくことで、合格に近づくことができるでしょう。

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