
学校説明会で意識するポイントってあるのかな?

わが子の学校生活をイメージしながら確認しましょう
中学受験を考えているご家庭にとって、学校説明会は志望校選びの大切な機会です。でも、「何を見たらいいのか」が分からない保護者の方も多いもの。そこで今回は、1,000人以上の受験・受検生に指導を行ってきた、現役塾講師の「おにあ」が、学校説明会で意識するポイントと具体的質問について徹底解説していきます。
学習面|授業についていけないときのサポートを確認する

中学校では小学校より授業内容が難しくなり、進度も速くなります。入学時には余裕があったお子さまでも、学年が進むにつれて学習につまずく子とは珍しくありません。
だからこそ、学校説明会では学習サポートについても確認しておきましょう。
補習や個別フォローについて
質問例
・「授業についていけない生徒へのフォローはありますか?」
・「学習についてどのようなサポートがありますか?」
学校によって、補習の有無や実施方法、対象となる生徒などは異なります。
「補習があります」という回答だけで終わらせず、いつ、どのような形で行われているのかまで確認してみましょう。
自習室や学習サポートの内容について
質問例
・「先生に質問できる時間はありますか?」
・「自習室は何時まで利用できますか?」
学校のパンフレットには、「講習」「補習」「自習室」「学習サポート」など、さまざまな取り組みが紹介されています。
制度が用意されていることも大切ですが、実際に生徒がどのように利用しているのかを知ることで、入学後の学習環境をイメージしやすくなります。
合格までの流れ|6年間の教育内容を知る

大学合格実績で「何人合格したか」を見るだけではなく、合格に至るまでの6年間にどのような教育やサポートがあるのかにも注目してみましょう。
合格につながる6年間の教育内容を見る
質問例
・「中高6年間でどのようなカリキュラムになっていますか?」
・「大学受験を意識した指導はいつ頃から始まりますか?」
大学合格実績だけを見るのではなく、その実績につながる6年間の教育内容まで確認しておきたいところです。
学校によって授業の進度や受験指導の考え方は異なるので、わが子が6年間をどのように学んでいくのかを想像しながら説明を聞くことが大切です。
進路指導やサポートを確認する
質問例
・「成績が下がった場合のサポートはありますか?」
・「どのような進路指導になっていますか?」
大切なのは、入学時の成績ではなく、その後の6年間を学校がどのように支えてくれるのかという視点です。
「わが子がここで6年間過ごしたら、どのように成長していくだろう」と考えながら話を聞いてみましょう。
学校生活|部活・行事・スマホなどを確認する

中学受験では勉強のことばかり考えてしまいがちですが、授業だけが学校生活ではありません。
だからこそ、毎日の生活についても具体的に確認しておきましょう。
部活動や学校行事の内容を知る
質問例
・「週に何日くらい部活動がありますか?」
・「どのような学校行事がありますか?」
無理なく部活動と勉強と両立できそうかという視点で確認してみましょう。
また、学校見学も学校行事です。会場にいる生徒を見ると、学校行事に対する学校の考え方がよく分かります。
スマートフォンや校則についても確認しておく
質問例
・「スマートフォンの持ち込みは可能ですか?」
・「服装や髪型などの校則はどの程度ありますか?」
スマートフォンや校則について、家庭の考え方と照らし合わせながら確認してみましょう。
入学してから「思っていたよりルールが細かかった…」とならないためにも、気になることは遠慮せず聞いておくことが大切です。
生徒への対応|思春期の子どもの支え方

小学生の頃には何でも話してくれたお子さまが、少しずつ親に話さなくなることもあります。
だからこそ、学習面だけではなく、生活面や心の面でのサポートについても確認しておきたいところです。
困ったときの相談先について聞く
質問例
・「困ったことがあった場合、誰に相談できますか?」
・「スクールカウンセラーは利用できますか?」
サポート制度の有無だけではなく、困ったときに相談できる環境なのかも聞いておきましょう。
「相談できます」という回答だけでなく、実際にはどのような流れで相談するのかまで確認しておくと安心です。
友人関係とのトラブルへの対応
質問例
・「友人関係のトラブルにはどのように対応していますか?」
・「保護者への連絡はどのような場合にありますか?」
普段の学校生活だけではなく、問題が起きたときに学校がどのように対応するのかも確認しておきたいポイントです。
万が一のときの対応を知っておくことは、学校選びにおいて重要です。
質問事項は事前にメモっておく
学校説明会では、すべてを細かく質問する必要はありません。
「わが子の場合は…」という視点で、気になることを3~5個程度に絞っておくとよいでしょう。
そして、学校側の回答だけでなく、その回答を聞いたときに保護者自身がどう感じたかもメモしておくと、後から学校を比較するときに役立ちます。
まとめ
学校見学で意識すること、「入学直後」ではなく「6年後のわが子」です。学校説明会では、「わが子がここで6年間過ごしたら、どんな中学生・高校生になるだろう?」と考えながら、必要なことを自分たちから聞く場でもあります。学校見学の際にはパンフレットに書かれている情報だけではなく、気になったことを具体的に質問してみましょう。





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