公立中高一貫校の生徒ってどんな子なの!?
公立中高一貫校の生徒って、優秀な子が多いですよ!でも…
公立中高一貫校のリアル 生徒編
公立中高一貫校に通っている生徒 には、次のような人が多いです。
公立中高一貫校生は頭の回転が速い
公立中高一貫校に通っている生徒は、非常に頭の回転が速いです。
「一を聞いて十を知る」という言葉がありますが、まさにそんな感じ。
小学校の学習内容程度なら、教科書を読むだけで理解できちゃうようなタイプの子。
理解力がぜんぜん違う!
言い方があまり好きではないけど、「天才肌」ってヤツです。
反対に、コツコツと真面目に繰り返してやっと理解できるような子は、あまりいない印象です。
公立中高一貫校では気の強い女の子が多い
公立中高一貫校に通っている女生徒は、気の強い子が多いです。
気が強いって言っても、「わがまま」とは違います。
「芯が強い」と言った方が、しっくりくるかもしれません。
だいたい、小学校6年生の女の子といえば、友達付き合いを大切にする時期。
そんな中、知り合いが誰もいないかもしれない中学校に進学しようと思うこと自体、気が強くないとやらないですよね。
公立中高一貫校生はある意味「オタク気質」
公立中高一貫校に通っている生徒は、ある意味オタク気質の子がほとんどです。
もちろん、みんな「勉強オタク」です。
ひとつの解法を教わったら、他の解法を考えてみたり。
ひとつの例を教わったら、他の例を探してみたり。
でも、一番のテーマは、どんな風にしたらラクできるか!?
「ラク」って言っても、悪い意味じゃないんですよ。
私がかかわった生徒はみんな、限られた時間内で最高のパフォーマンスを発揮するための方法を常に探していました。
これって、社会人になって一番役に立つことですよね。
公立中高一貫校生はお互いをリスペクトしている
公立中高一貫校に通っている子は、生徒同士でお互いをリスペクトしています。
公立中高一貫校に通っている子は基本的にみんな優秀なので、人をバカにしても自分に得がないことを知っています。
それどころか、「理科の成績は自分の方が上だけど、社会の成績はあいつのほうが上なんだよ。」なんて、ほかの生徒のいいところを見つけて賞賛する子が多かったです。
人を妬んだりあきらめたりしないで、頑張れるから、自分の成績もあげられるんですよね。
公立中高一貫校生は挨拶がきちんとできている
公立中高一貫校に通っている生徒は、例外なく挨拶がきちんとできています。
公立中高一貫校の文化祭や学校説明会に行った人ならわかるでしょうが、公立中高一貫校の生徒は例外なく自分から進んで挨拶をしてきます。
公立中高一貫校はリーダーの育成を目標に掲げている学校が多いので、自然にそのような子が集まるのかもしれません。
しかし、全員が最初からできているというわけではありません。
受検に向けて面接の練習などをしているうちに、できるようになることが多いような気もします。
公立中高一貫校のリアル 生徒編 番外編
ニッチ過ぎてあまり参考にならないかも知れませんが、わが子やその友人の行動でびっくりしたことについてです。
大人との会話が弾む公立中高一貫校生
うちの息子に関しては、用事のたびに時間がかかりすぎるということがありました。
歯医者の診察時間が異常に長い…
書道教室に迎えに行ってもなかなか出てこない…
関係者の方々から聞いたのですが、その理由は先生たちとのおしゃべり。
診察台の上や習い事が終わった後に、政治・経済、医療…、様々なことについて語り合っていたそうです。
魚獲りにハマる公立中高一貫校生
息子の友人ですが、魚を獲る罠づくりにはまっていました。
学校に行く前に川に行き、罠を仕掛ける。
放課後は罠を回収して成果を考察し、改善点を踏まえ新しい罠をつくる。
その繰り返しだったそうです。
そんな彼は現在、国立大学医学部・医学科の学生。
きっと、研究熱心なお医者様になってくれることでしょう。
駅の発着音を再現する公立中高一貫校生
またまた息子の友人ですが、彼は鉄道オタク。
部活動のない週末は友達も巻き込んで、全て電車の中という生活。
電車に乗るのも好きな彼でしたが、とくに駅の発着音に強い興味を。
東京の主要駅の発着音を完コピして、キーボードで再現。
学校関連のイベントなどで披露してくれていました。
そんな彼は、アメリカの大学に進学。
現在は、パイロットを目指して奮闘中です。
まとめ
「東大の生徒のうち天才は約3割」なんて話を聞いたことがありますが、その他の人は「普通の人」って思いがちですよね。でも、公立の中学校の生徒と公立中高一貫校の中学生、両方を知っている私からすると、所詮、東大に入った「普通の人」も高い学力を持っている人です。そして、将来的に難関大に入るために頑張れるような生徒は、小さい頃から親がつくり上げてきた子なんだなと思います。
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