公立中高一貫校の先生や保護者ってどんな感じですか?
はっきり言って、明らかに公立中学の先生や保護者とは違います。
公立中高一貫校の先生について知ろう
大切なお子さんを公立中高一貫校に入れるのですから、どんな先生に教えてもらうのかが気になりますよね。
はっきり言って、公立中高一貫校の先生たちは、公立の中学校の先生たちとは全く違っています。
とは言っても、どのような点が違うのか気になる人も多いことでしょう。
今回は、息子を公立中高一貫校に通わせていた私が、PTA役員での体験も元にして、公立中高一貫校のリアルな先像について、語っていきたいと思います。
先生編
公立中高一貫校で教えている先生には、次のような特徴があると実感しました。
優秀な先生が多い
公立中高一貫校の先生には、優秀な先生が多くて驚きました。
公立中高一貫校に入学するためには中学受検が必要なため、公立の中学生よりも注目されることも多くなります。
そのため、都道府県などの地方自治体も人選に力を入れるのか、優秀な先生が多くなります。
先生たちは出身大学を公にする必要はないのですが、公立中高一貫校の生徒たちは好奇心旺盛。
先生たちに、遠慮なく出身大学を聞きます。
私も息子や塾の生徒経由で情報が入ってきましたが、東大を含めた難関大、もしくは準難関大学出身、さらに大学院卒の先生たちも多かったです。
教育熱心な先生が多い
公立中高一貫校の先生には、教育熱心な先生が多くて驚きました。
自作の教材を作って、プロジェクターで授業をすすめる先生。
授業で使った自作のプリントから、定期テストの全問題を出す先生。
生徒の興味関心を引き出す授業をしようと、必死に取り組んでくれている先生ばかりでした。
息子の通っていた学校ではフリー参観があって、自由な時間に授業参観ができました。
私はほぼ丸一日学校にいて、息子や教え子たちの授業を見学していたのですが、授業があまりにも面白くてあっという間に時間が過ぎていったことを覚えています。
忖度がない先生が多い
公立中高一貫校の先生には、保護者に対して忖度がない先生が多くて驚きました。
これは、上のお子さんは公立中学校、下のお子さんが公立中高一貫校というママ友たちから聞いた話です。
市立中学校の先生の場合、自分の子供について不安な点があって相談しても、「大丈夫ですよ」「よくできてますよ」と言われることが多かったそうです。
しかし、公立中高一貫校の先生の場合、保護者が気づいていないようなお子さんの問題点についても、ビシビシと指摘してくれたそうです。
「生徒ができていない」ということは、ある意味、先生の指導の責任になってしまいます。
しかし、公立中高一貫校では同じような能力の生徒が集まって同じ授業を受けているため、できていないことがあっても生徒の責任。
そのようなことからか、公立中高一貫校の先生は、保護者に忖度なく問題点を指摘してくれているということでした。
話が上手な先生が多い
公立中高一貫校の先生には、話が上手な先生が多い先生が多くて驚きました。
小学校の時の先生方も、決してコミュニケーション能力が低い先生たちではありませんでした。
しかし、公立中高一貫校の先生たちは驚くほど、話が上手でした。
私は現在の塾講師という仕事の前には、一般企業で総合職として働いていました。
そのときには、日本を代表する企業の社員の方々と接する機会多かったのですが、そのような方々と同じように知性溢れる話し方をする先生が多かったです。
先ほども述べましたが、公立中高一貫校の先生たちは非常に学歴が高いです。
学生時代に論文発表や研究発表の機会が多かったため、人を惹きつける話し方を身につけていったのだと思います。
文武両道な先生が多かった
公立中高一貫校の先生には、文武両道な先生が多くて驚きました。
体育の先生が、体育会系だということは分かります。
しかし、健康管理に気を使われているのか、ほかの先生方もスラッとしていてスポーティーな印象の方が多かったです。
特に驚いたのは、持久走大会。
高校と一緒に開催されるので走る距離が非常に長く、山を一つ越えるという非常にハードなものでした。
その持久走大会に、校長先生をはじめ、たくさんの先生たちが自主的に参加するのです。
リタイヤしそうな生徒に声を掛けながら、ニコニコと完走する先生たちのパワフルさに脱帽でした。
まとめ
公立中高一貫校は生徒たちもユニークですが、先生も負けず劣らずに変わった人たちが多かったです。しかし、生徒にかける情熱には熱いものを感じましたし、その授業の面白さに感服しました。私も学生の時、こんな先生に教わりたかったな…、そう思わずにはいられない先生方が揃っていました。
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