公立中高一貫校の生徒の保護者って、どんな感じなのかな…
直接関わる機会も多いから、気になりますよね。
公立中高一貫校のリアル 保護者編
公立中高一貫校に通っている生徒の保護者について驚いた点は、次のようなものです。
公立中高一貫校生の保護者は高学歴が多い
公立中高一貫校に通っている生徒の保護者の方は、高学歴の人が多いことに驚きました。
父親が、医師・弁護士・パイロット・警察幹部、などなど。
母親も、医師や助産師、公務員や会社員など、フルタイムで働いている方が多かったです。
私のママ友も、四年制大学卒業の人ばかり。
小学生時代のママ友の間では、「大卒」というだけで浮き気味だった私…
(塾講師なので大卒とバレてますが、「〇〇君のママは大卒だから、○○君は頭いいんだね~」等の嫌味?妬み?も!?)
公立中高一貫校のママ友・パパ友は同じような学歴なので、当然のように「大学に行く」という子どもの進路についてオープンに話すことができました。
公立中高一貫校生の保護者は高年齢の方が多い
公立中高一貫校に通っている生徒の保護者の方は、高年齢の人が多いことに驚きました。
「自分よりは!」という意味ですが、小学生時代のママ友の中では、私は年上の部類に入っていた私。
しかし、公立中高一貫校の保護者の中では、平均よりちょっと下という感じでした。
公立中高一貫校でのママ友は、30歳過ぎに出産したような方が多かったです。
ですから、落ち着いた感じの方が多く、いわゆる「ギャル」のようなお母様はひとりもいませんでした。
公立中高一貫校生の保護者は一人っ子ホルダーが多い
公立中高一貫校に通っている生徒の保護者の方は、お子さんが1人という人が多いことに驚きました。
小学校時代、わが子のクラスメイトは30~35くらい。
そのなかでも、一人っ子はうちの子を入れて2人しかいませんでした。
しかし、公立中高一貫校の中学1年生のときは、一人っ子が1クラスに10人以上。
あまりの数の多さに驚くとともに、疎外感がなく安心することができました。
公立中高一貫校生の保護者はアグレッシブな方が多い
公立中高一貫校に通っている生徒の保護者の方は、アグレッシブな方が多いことに驚きました。
先ほども述べましたが、公立中高一貫校の生徒の母親は、働いている方が非常に多かったです。
しかし、自分の趣味も大切にしてアグレッシブに行動している人が多かったことにも驚きました。
空手を習っていて全国大会に出場したり、アニメやアイドルオタクで推し活をしていたり、ママさんバレーをやっていたり。
毎日、仕事と家事でヘロヘロになっていた私と比較して、すごいパワーの持ち主が揃っていました。
公立中高一貫校生の保護者は大らかな方が多い
公立中高一貫校に通っている生徒の保護者の方は、大らかな方が多いことに驚きました。
中学受験が一般的な首都圏と違って、地方都市の場合、子どもを中学受検させようとする保護者には「教育ママ(パパ)」というイメージがありますよね。
でも、実際にお子さんを公立中高一貫校に入れている保護者の方は、教育ママは少ない。
「子どもがここ(公立中高一貫校)に行きたいって言ったから」なんて理由で受検させている方が多かったです。
塾講師の立場から言わせてもらうと、親が熱くなって一方的にお子さんを受検させた場合は、ほぼ合格しません。
教育ママ・パパが少ないってことは、その結果なのかもしれませんね。
公立中高一貫校のリアル PTA編
私は、息子が公立中高一貫校に通っている6年間、PTA役員として活動していました。
さらに、中学3年生のときには、中学のPTA会長も努めていました。
その中で感じた、PTA役員の方への驚きについて述べたいと思います。
公立中高一貫校生のPTA役員はより裕福な方が多い
公立中高一貫校のPTA役員の方は、より裕福な方が多いことに驚きました。
PTAの役員会は先生も参加する必要があるため、平日の夜に行われることがほとんどです。
しかし、PTA役員が協力するような運動会やマラソン大会、PTAの視察研修などは、平日の昼間に行われることがほとんどです。
そのため、平日の昼間にちょっと抜け出せるような職種である必要があり、必然的に男性のPTA役員は自営業(会社経営者等)の方が多くなっていました。
そのような方々は、PTAの集まりにドーンと差し入れをしてくれることや、学校行事に多大な寄付をしてくれることも多く、財力の違いを感じてしまいました。
公立中高一貫校生のPTA役員をやりたい人がそこそこいる
公立中高一貫校のPTA役員では、自主的に立候補する方が多いことに驚きました。
公立中高一貫校の父兄の方は、お子さんのために何かをしてあげたいと思う方が多いようで、PTAの役員決めもすんなり決まることがほとんどでした。
わが子の学校のPTA役員は基本的に3年任期と、市立の中学校に比べると長め。
しかし、毎年の入学者の方から立候補してくれる方が必ず現れ、すんなりと役員決めが終了していました。
まとめ
公立中高一貫校の保護者の方と接してきて、一番印象的なことは「親子の仲がよい」ということでした。女の子でも男の子でも、保護者の方と会話をたくさんしていました。しかし、それは裏を返せば、幼い頃から親子の会話を大切にしてきたことで、「頭のいい子」が出来上がってきたということではないでしょうか。
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