
四谷大塚の授業料って高いの?

現役塾講師の「おにあ」が徹底解説していきます。
中学受験塾の中でも、とくに「授業料が高い」と言われることが多い四谷大塚。実際に通わせている保護者からも「高い…」という声をよく耳にします。しかし、コスパで考えると「『四谷大塚』は高い」とは言い切れないのです。
そこで今回は、「四谷大塚の授業料は高いのか?」について、自身の子どもに四谷大塚のカリキュラムを学習させていた、現役塾講師の「おにあ」が徹底解説していきます。
四谷大塚が「高い」と言われる3つの理由

結論から言ってしまうと、実際の授業料そのものは、SAPIX・早稲アカ・日能研などの大手に比べて、突出して高額というわけではありません。
それでも「高い」と感じられやすいのは、以下の3つの理由があります。
総額が見えにくい
四谷大塚が「高い」と言われ理由は、総額が見えにくいということにあります。
四谷大塚は特徴的なカリキュラムが特徴です。「週テスト」「組分けテスト」「合不合判定テスト」など、成績に直結するテストが年間を通して組み込まれていて、これらが別途費用として積み重なります。
加えて、季節講習や必修・選択講座もあり、必要な学習を整えるほど年間費用が増える仕組みです。そのため、表面上の月謝だけでは判断しづらくなっています。
教材・テストの“必修度”が高い
四谷大塚が「高い」と言われ理由は、教材・テストの“必修度”が高いということにあります。
四谷大塚の学習体系は、予習シリーズ・週テスト・組分けテスト・合不合判定テストといった一連の教材・試験がセットで機能するように設計されています。
そのため選択肢がほとんどなく、必修の教材代やテスト費が年間を通じて積み上がり、月謝にプラスされます。
必須のテストが多い
四谷大塚が「高い」と言われ理由は、必須のテストが多いということにあります。
四谷大塚のカリキュラムは「テストありき」で進むため、受験は任意ではなく実質的に必須となります。
月謝には、週テスト・組分けテスト・合不合判定テストなどの必須テスト費が加わります。
そのため、月謝だけを見ると他塾と大差がなくても、結果的に「四谷大塚は高い」と感じる場合が多くなってしまいます。
年間費用の目安:四谷大塚は本当に高いのか?

四谷大塚の本校舎の受講料は、四谷大塚の公式サイトで公開されています。
※2025年12月時点




どこの塾でも同じことが言えますが、学年が上がるにつれて料金が上昇していきます。
なお、週テストや組分けテストが受講できる「本科コース」は、4年生からスタートになります。
この受講料について、学年ごとに分析してきます。
4年生
授業料:大手塾の中では標準的
テキスト代:予習シリーズが中心
テスト:組分け・週テストがスタート
授業料・テキスト代・各種テスト代を合計しても、大手塾の中では比較的平均的な印象です。
5年生
授業料:大手塾の中では標準的
テキスト代:「演習問題集」などの使用が増える
テスト:組分け・週テスト
他の大手塾と同様、授業数が増えることから、「(四谷大塚は)高い」と感じるご家庭が増えるようです。
6年生
授業料:大手塾の中では標準的だが志望校別コースなども
テキスト代:「演習問題集」などの使用が増える
テスト:「組分け+週テスト」に加えて合不合判定テストなどのテストが増える
他の大手塾と同様に授業数が増えますが、それ以上に「四谷大塚独自のテスト」の回数が激増することから、テスト代金を負担に感じるご家庭が増えるようです。
予習シーリズはAmazonでも購入できます。
四谷大塚の会員になると定価で購入できますが、「会員になりたくないけど、テキストが欲しい…」という場合におすすめです。
四谷大塚は「高い」のか!?

こちらも結論から言います。
四谷大塚は授業料だけ見れば平均的ですが、教材とテストの多さで“総額が高く見えやすい” という構造です。」四谷大塚は「コスパが良い」
しかし、これは四谷大塚の仕組み(予習シリーズ × 週テスト)が非常に体系的であることの裏返しともいえます。実は、四谷大塚は「コスパが良い」とも言えるのです。
四谷大塚の“コスパ”の本質
四谷大塚は「高い」と評されることもありますが、コスパ的には最高であると思っています。
ここでいう「コスパ」とは、単に費用の高い安いではなく、「費用に対して得られる価値」のことです。
家庭学習を塾が管理してくれる
四谷大塚は教材・テストがすべて連動しているため、「何をやればいいか?」が明確です。
「教材を探す」「カリキュラムを組む」などの家庭の負担が少ないため、忙しいご家庭にはおすすめです。
とくに、共働き家庭との相性が良いともされています。
週テストで自然と学習習慣がつく
四谷大塚は一週間単位の週テストを基本にカリキュラムが組まれているため、強制的に学習習慣がつきます。
教材とテストがすべて連動しているため、ルーティン化が可能です。
やるべきことが明確になるので、自然と学習習慣が身についていきます。
完成度の高い教材を活用できる
予習シリーズは、受験教材として抜群の完成度を誇ります。四谷大塚関連でなくても、四谷大塚の「予習シリーズ」を使用している学習塾がたくさんあります。
予習シリーズを使った四谷大塚関連の塾の授業ならば、お子さんの能力を最大限に引き出せる使い方を指導してもらえます。
まとめ
四谷大塚の料金は「高い」と言われがちですが、それには理由があります。
しかし、教材の質・テストの頻度・学習管理の仕組みなどを総合すると、非常にコスパの良い塾と言えます。中学受験は塾との相性が大きな差を生む世界です。興味のあるご家庭は、ぜひ四谷大塚の授業を検討してみてください。




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